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夏になる前に「休養」を

先日、夢と魔法の王国に行ってきました。皆さんの想像以上に私は某テーマパークに出かけているのですが、そこでの過ごし方を少しご紹介したいと思います。

そこで何をしているのか、というと、「何もしない」となります。パレードを見る、写真を撮る以外は、アトラクションにはほとんど乗らずに、ただぼんやりしています。
これが、とても落ち着くのです。園内は車の駆動音とか人工的な音がほとんどせず、聞こえるのがBGMと人の声、水の音、木の揺れる音がメインだからだと思います。

一時、どのような環境なら自分はリラックスできるのかを考え、山の中や街中の公園、静かな場所など、色々な環境を探索しました。結果、適度にざわついている、水音のする場所、ということになり、園内でぼんやりするのが、私の一番休まる過ごし方です。

以前、ヨガの先生から「人は休むのが下手。休息は上手に取れても、休養ができていない」と聞きました。
「休息」は、漢字のごとく、一息入れる、息抜きのこと。「休養」は、心身のエネルギーチャージのこと。

具体的には、リラックスすることや十分な睡眠やスポーツで汗を流すこと、飼っている動物と触れ合うこと、家族と遊ぶなど、多種多様なものが挙げられます。リラックスするにしても、私のように少しざわつく所の方が快適な人もいれば、静かな場所が好きな方もいるかと思います。

そうやってしっかり休んで体は元気なのに、なんだか疲れているな、と感じるときもあるかと思います。そういう時は、実は脳が疲れたまま、ということが考えられます。
脳が疲れたままだと、脳の働きが低下します。すると、食欲不振や、なんだかだるい、集中できないという状態になってしまうそうです。

休めていない脳を休ませるのに効果的な方法は、簡単なものだと、「目を閉じて(可能であれば光を遮断して)行う深呼吸」だと聞きました。
人間の得る情報は圧倒的に目から入るものが多いため、休むためには視界を遮断することが効果的で、加えて、息を吐くことを意識した深呼吸によって脳に酸素を送り、エネルギーが行き渡るようにするそうです。
(余談ですが、深呼吸、というと息を吸うことはできるのに息を吐くことが不十分で、深呼吸になっていないことも多いとか。)
ふと疲れたなぁと感じるとき、お風呂に入っているときなど、試してみてください。

ちょうど梅雨に入り、春と夏の移行期で安定しない季節になりました。この不安定なときこそしっかり「休養」し、夏に向けての準備を整えて夏を乗りきりましょう。

(AG)