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出版物

ハピラル・テストソリューションズの出版物を紹介します。

『新テスト』の学力測定方法を知る
IRT入門
基礎知識からテスト開発・分析までの話

IRT入門表紙

  • (株)ハピラル・テストソリューションズ 代表取締役社長 別府 正彦 著
  • 名古屋大学大学院教授 野口 裕之、東北大学大学院教授 柴山 直、東北大学大学院准教授 熊谷 龍一 監修
  • 河合出版発行
  • A5判 184頁
  • 本体価格1,800円+税

ご注文は全国の有名書店、または河合出版まで。
(河合出版 TEL:03-5354-8241 http://www.kawai-publishing.jp/

IRT(項目反応理論/項目応答理論)について、研究の立場から書かれた書籍は数多く出版されています。本書はそのような専門家向けの解説書ではなく、「IRT」に基づくテストを実際に開発したり利用したりする方々に向けて、IRTをわかりやすく説明した入門書です。IRTを初めて学ぶときの「教科書」としてご活用ください。

 


~本書「はじめに」より~

IRTは、諸外国においては、PISA、TIMSS、NEAP(全米学力調査)、TOEFL(R)テスト、SATなどで当たり前に使われていますが、国内では、「医療系大学間共用試験」をはじめ、日本語能力試験、日本留学試験などでようやく定着しつつある状況です。しかし、大学入試センター試験に代わる「新たなテスト」の構想でIRTが登場したことで、突然注目されるようになりました。これを機に、国内でも、さまざまなテストにおいてIRTが使われるようになるのではないか、と思います。
本書は、IRTという言葉を見聞きして、「これって、一体、何だろう」とお感じになられている方たちを対象にしました。そのため、難解な数式はできるだけ使わずに、まずIRTを使わない従来のテストについて取り上げ、それとの対比でIRTを見ていきます。できるだけ平易な言葉で説明したいと思います。